学校や塾ではテストが日常的に行われていますが、教師側としては採点の労力が問題となっています。授業は自身から情報を出し、それを数十人の生徒が受ける効率の良い形です。逆にテストでは、生徒の数だけ一人の教師に採点の負担が掛かってしまうからです。とはいえ、学力を見るためにテストを欠かすことは出来ません。
ここで利用したいのが自動採点ツールで、その労力を軽減してくれます。結局の所採点というのは繰り返し作業であるのは間違いないでしょう。問1の答えが合っているか間違っているか、それは生徒Aにも生徒Bにも同じ判断がされ、それが数十人いるので繰り返しの、言ってしまえば単純作業です。そこで、自動採点ツールやサービスを利用して一度回答を入力したら、それを判断してくれる機能で一瞬で終わらせてしまいます。
教師の作業量というのも生徒数にもよりますが問題視されているため、こういった補助的なものの存在は重要です。マークシート式ならほぼ完璧に行くのですが、記入式でも自動採点ツールは利用出来ます。無理だと思わずに利用出来るツールを導入すれば、それ以降はかなり楽になるため検討してみるといいでしょう。もちろん回答は毎回入力しなければなりませんが、それは生徒の人数分するのではなく一回なので、そのツールを利用するだけでどれだけ楽になるか分かるというものです。
費用が掛かるものなので上の許可が必要になるかもしれませんが、なんとか説得しましょう。